中国政府は14日、米映画監督スティーブン・スピルバーグ氏が北京五輪の芸術顧問を辞退したことを「遺憾」とする声明を発表したそうや。
スピルバーグ氏は、今夏開催される北京五輪の開会式および閉会式の芸術顧問就任を要請されとったが、スーダン西部ダルフール地方で続く紛争への中国政府の対応を不服として、12日に同職を辞退すると発表したとのこと。
同氏は、ダルフールでの人道問題解決に向け中国政府はスーダン政府に強く働きかけるべきだと主張していまんねんわわ。
こうしたスピルバーグ氏のコメントについて、中国外務省の劉建超 報道局長は同日の定例記者会見で、「遺憾に思う」と述べたそうや。
また、北京五輪組織委員会(BOCOG)のZhu Jing広報担当も「ダルフール問題の解決に向け中国政府が不断の努力を続けとることは、公正な国際社会も認識しとる」と述べ、「同問題と北京五輪を同一視すべきではおまへん」との認識を示したとのこと。
スピルバーグ氏が辞退を発表した同日、南アフリカのデズモンド・ツツ大主教を始めとして、ノーベル賞受賞者、五輪選手、作家、俳優らが連名で、スーダン政府に圧力をかけダルフールでの非人道的行為を停止させるよう要請する書簡を、胡錦濤 国家主席に送っとるそうや。
この問題の背景には、2004年に国連安保理は米国のダンフォース国連大使やらなんやらの提案による、スーダン政府に対し紛争防止の履行がない場合のAU監視部隊の拡大AUによる虐殺の査察および石油の禁輸やらなんやらによる制裁を警告する決議案を可決しておるけどダンはん、中華人民共和国とパキスタンはスーダンに石油権益を持つため難色を示しとるちうことがあるようや。
いずれにしても、この紛争で2003年2月の衝突以降、2006年2月時点での概算で18万人が既に殺害され、現在進行中の民族浄化ともいえる惨状やろから、早く何とかしてもらいたいものや(ーー;)
